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【2・18】ヤスニITTを<知る>入門講座 第1回 ~ 先住民ワオラニの生活と社会変容

【2・18】ヤスニITTを<知る>入門講座 第1回
今回のテーマ:先住民ワオラニの生活と社会変容

南米アマゾンの自然と先住民の暮らしを守る取り組みとしてだけでなく、石油に依存した現代消費社会や従来型の開発援助政策、そして成長一辺倒の経済政策にも一石を投じる大胆な提案として注目を浴びているヤスニITTイニシアティブ。このイニシアティブはどんな背景から生まれ、いかなる手段で何を目指しているのか・・・・・・

この「ヤスニITTを<知る>入門講座」は、ヤスニITTイニシアティブにまつわる基本的な事柄を知るための講座です。こぢんまりとしたカフェでゲストを招いて話を聞き、一緒に考え、分からないことも遠慮なく質問できる集まりです。エクアドルのことも石油のこともあまりよく分からないという方も気軽に参加して、この新しい取り組みとその舞台となる地域について発見してみませんか。

ヤスニITTイニシアティブとは
2007年にエクアドルのコレア政権が打ち出した政策。アマゾンの自然と先住民族の暮らしを守り、地球温暖化抑止に寄与することを目的に、ヤスニ自然保護区内のITT鉱区の地下に眠る石油の開発を放棄する代わりに国際社会が補償金を支払うことを求めている。ITTの石油埋蔵量は8億4,600万バレルと推定されており、この石油を採掘して売れば72億ドルの収入がエクアドルにもたらされる。しかしこの政策では、石油を採掘しない代わりに、国際社会にこの石油収入の半分にあたる36億ドルを13年間で拠出することを求め、エクアドル負担分の資金と合わせ、エクアドル国内における再生可能エネルギープロジェクトに使うことが提案されている。2011年末時点で1億ドルを超える資金が国際社会から寄せられている。

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第1回「先住民ワオラニの生活と社会変容」の内容

エクアドル・アマゾンにおける石油開発は、先進国を中心とする石油の消費者と石油企業に快適な生活と富をもたらす一方で、世界有数の多様性を誇る動植物に深刻なダメージを与えてきました。つまりヤスニITTイニシアティブは、環境破壊に対する国際社会の責任を問い、国際社会に対してアマゾンの森林を保護するための費用負担を求めていると解釈することができます。しかしこのイニシアティブ自身とそれをめぐる議論の中でも、アマゾンに暮らす先住民については、文化の尊重や開発からの保護の必要性は訴えられているものの、その生活や社会がこれまでの開発によっていかに変容してきたかなどの点については詳しく語られていません。

そこで今回の勉強会では、ヤスニITTイニシアティブの背景を知るために、ヤスニ自然保護区一帯に居住する先住民ワオラニの社会、文化、歴史をテーマとして取り上げます。先住民ワオラニの社会と開発のインパクトについて理解を深めるとともに、エクアドル・アマゾンにおける開発現象の複雑さについて一緒に考えたいと思います。

【ゲスト】 千代勇一(上智大学イベロアメリカ研究所準所員)
文化人類学、ラテンアメリカ地域研究を専攻し、これまでにエクアドル、コロンビアなどにおける開発現象の調査・研究に従事する。エクアドル・アマゾンにおいては、ワオラニ居住地におけるエコ・ツーリズムの調査研究を行う。

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日時:2月18日(土)15:00~17:00頃
場所:カフェ・ラバンデリア(東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F)
 ※参加費は無料ですが、ワンドリンクのオーダーをお願いします。
主催:ヤスニITTイニシアティブ講演会実行委員会
http://yasuni.blog.so-net.ne.jp
連絡窓口:ニュー・インターナショナリスト・ジャパン
kouen[a]ni-japan.com ([a]を@に換えてください)

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